ケータイ(SO905iCS)からWindows Mobile へ【電話帳データ移行編】

ケータイしか使った事が無い方がWindows Mobile へ移行するのは結構面倒臭いです。その理由のひとつとして電話帳データの移行があります。

電話帳データの移動をする手段の一つとしては以下の方法がありますが…

  • NTT docomo のケータイを使っている場合は、PC とケータイをリンクケーブルで接続して同期をとるアプリケーション“ドコモdatalink(データリンク)”(無料)を利用して、ケータイのデータをPC に取り込む

                 http://datalink.nttdocomo.co.jp/

  • ドコモdatalink のメニューから、Micro Soft Outlook(以降Outlook)の電話帳にエクスポートする

とりあえずこのステップを踏むのがセオリーなんですが、ドコモdatalink の電話帳データをOutlook へエクスポートしてWindows Mobile と同期すると“グループ”が削除されてしまうみたいです。そもそもWindows Mobile 機では電話帳がグループ分け出来ないみたいなので(とりあえずXPERIA X1 で試したところ)、これはWindows Mobile 的に普通みたいです。

とはいえ今までケータイしか使ったこと無かった人がWindows Mobile へ移行した途端に、“ケータイ”として使いにくくなったのでは本末転倒だったりするので、ここはWindows Mobile に合わせる必要も無いかと思います。


やっぱ、電話帳データは一発で変換したい


僕が使っているのはConvVCF2 というアプリ。
http://sia.blog4.fc2.com/

ConvVCF2 を使うには、まずケータイの電話帳データをmicro SD へバックアップする必要があります。

まずは電話帳を開きます。

“# microSD保存”を選びます。

“2 全件保存”を選んでmicroSD にバックアップを取ります。

バックアップを取ったデータはSO905iCS の場合、SD_PIM フォルダにあります。“PIM*****.VCF”というファイルが電話帳データです。このファイルをWindowds Mobile に移動します。僕の場合はSO905iCS からWindows Mobile で受け取れるメールアドレス宛てに電話帳データを添付したメールを送信しています。400から500件くらいで130KB 程度なんでFOMA なら小さいサイズの写真を送信するのと大差無いです。



このアプリは、Windows Mobile 上でケータイの電話帳データを変換してくれるありがたいアプリです。まずは起動してください。一番上にある項目にチェックを入れると変更箇所だけ書き換えてくれるみたいです(未検証)。


“VCFファイル→連絡先取込”をタップすると、こういう感じの画面になります。ここではPIM00001 が電話帳データです。

“連絡先をクリア”を選ぶと電話帳データを丸ごと消してくれます。ちなみに“連絡先→VCFファイル出力”を選ぶと、ケータイ向けの“PIM*****.VCF”を出力します。超便利ですね。ケータイとWindows Mobile を繋いでくれる貴重なアプリです。作者に感謝。


これはQDz で電話帳データを開いたところです。ちゃんとグループ分けされています。QDz にはバージョンアップしたQDz II があるそうなのですが、僕は未だにQDz を使っています。理由は謎。orz 何となく愛着あるんですよね、ケータイみたいで。




次回はケータイライクな電話帳QDz と、他の電話帳アプリを紹介したいと思います。QDz II も紹介する予定です。