世界的視野で日本を捉えた作品とは?

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書籍名:現代日本文明論―神を呑みこんだカミガミの物語
著者:上野 景文
定価:735円(税込)
ISBNコード:4-902281-01-9
判型/頁:新書判並製/194ページ
発売日:平成18年8月31日



内容紹介:日本文化の特色「アミニズム的メンタリティ」と「文明の二重性」の2つのキーワードを視点に、豊富な在外経験をベースに世界的視野で日本を捉えた1冊。
(詳細などはリンク先の創英社/三省堂書店より)
 
 この書籍は拝見したことが無いのですが、東京FM の深夜番組で上野景文(著者)さんとパーソナリティが外国から見た日本という話題で真面目に対談してたんです。周りに外国人が多いというのもありますが、上野さん曰く、世界のほとんどの国の方は外国を知らないそうです。現地に行かなければわからないということと、世界へ目を向ける(勉強する)ことを怠っているのだという感じの話をなさっていました。それは日本人にも言えることで…って、この上野景文さんって在バチカン大使か。納得。色々と外国を学ばれたのは理解出来ます。
 
 気になるのは国費で贅沢三昧の挙句に、出版(今回は自費出版)で印税生活を目論んでいるような感じがするところ(発言の仕方が理論的過ぎるのもあって)。真面目に日本を考えているならいいんだけど、東京大学卒のコネクションで国費を無駄遣いしてたら、バチが当たります。決して、「外国に家を3軒買って儲けてます」などという大使にだけはならないようにして欲しいものです。
 
ただ、日本人としてどう見られているのかというのは気になる。ぜひとも読んでみたいです。