M-FEP3 スゴイですな。まもなくもっとスゴイのがくるぞ!(たぶん)

M-FEP3 およびM-FEP310 のAll-Tcb 版を入れた端末を借りています。M-FEP3 とはid:ma_digilife さんことま〜さんの日本語入力FEP です。

M-FEP3 の対応機種

左からP990i 、M600i 、W950 ※基本は日本語フォントを組み込んだ英語版、中文版(ただし半角カタカナ表示入力は不可)




M-FEP3 の安定度と完成度は、企業もマネ出来てないという事実

Windows Mobile ではATOK やMS IME がありますが、海外端末で、しかも今はマイナーなUIQ3 にはまともな日本語入力FEP がありません。PsyLoc のCrystal Japanese というアプリも登場していますが、中文版ではインストール出来ない(厳密には使用が出来ない)とか、アプリ自体が不安定かつ変換が異常で使い物になりません。約7000円もするのに使い物にならないなんて…orz

Symbian の良いところでもあるんだけど

FEP は入力出来るすべてのアプリに影響を及ぼすため、Symbian では開発者証明というものをプログラムに付加しないとインストールが出来ない仕様になっています。小生はこの開発者証明を毎回付加して使用していたわけですが、小生のは少し不完全で、許可されていない動作が出てしまう開発者証明だったりします。簡単に付加出来るようになるとセキュリティで問題が出てくるからなのですが、日本人たるもの、日本語入力は基本中の基本です。話はもどりますが、通常のユーザが取得できる開発者証明はM-FEP3 のすべての機能を使うことが出来ません。致命的なのは標準搭載のアプリがNotes 以外全滅というところです。厳密には、Notes などで書いて、コピペすれば良いんですが、面倒かつ、OS の不安定さも手伝って、落ちることも結構ありました。フォント処理って大変のようですね。

で、今回借りているP990i 英語版はすべての機能が使える!

All-Tcb という開発者証明を付加したM-FEP3 は基本的にどんなアプリでも入力が可能(なはず)です。標準アプリ(Calender やAddress など)を使う際に、今まではサードパーティのアプリを買うか、コピペで対処してたのですが、All-Tcb 版はそのまま使えるので便利かつOS への負担も軽減しています。とりあえずリセットがかかったことはあまりありません。無理やり同時起動アプリを増やしてしまうと落ちますが、通常仕様では大丈夫そうです。二次テスター募集(現在は終了。今後テスター募集はないそうです。)に申し込んだ小生のP990i 香港版もそろそろ現実的に使えるようになるでしょう。長かった…一時はPsyLoc のFEP が使えると思っていたのに…買った次の日に玉砕されました。あれから四ヶ月です。

All-Tcb 版でなくても、制限はあるとはいえ実用的に使えます。まずは開発者証明を取ろう!

ということで、M-FEP3 は世界中のUIQ3 で日本語使いたいぞ!というユーザに贈る素晴らしいアプリです。
ユーザが自分で開発者証明を取得すれば(簡単です)、標準搭載のNotes とサードパーティ製アプリを購入することで、スケジュールとアドレス帳までは普通に使えます。他はコピペで対処です。開発者証明はSymbian のサイトに行って申請します。id:ma_digilife さんのページに行けば開発室へのリンクがあるので、そこからM-FEP のページに行って、ちゃんと説明を読めば解説してあります。少々プロセスは面倒に感じますが、一回申請してしまえば、しばらくその開発者証明は生きているので、自己責任とはいえ、ゆっくり時間をかけてでもやってみてください。こちらも時間があれば、エントリーしたいと思います。

All-Tcb 版はまもなく来るであろうと予測

現在のAll-Tcb 版は一次(まもなく?二次)テスター用しかありませんが、いずれは全てのP990i 、M600i 、W950 ユーザが使える日が来るでしょう。そのために頑張っているま〜さんを応援するためにも、こちらを入手次第、今後は記事をアップロードしていく予定です。

M-FEP3 (と310)サイコー!!