亡き祖父へ贈る戒めのコトバ

kAbajyU2006-10-21

今日は尊敬する祖父の誕生日。最後は娘への気遣いから死への階段を昇ってしまったという今年一月でしたが、小生が聞いた最後の声は「自分の城を構えたんだから一生懸命やれよ。」と、携帯の留守電に残されたメッセージでした。


城を構えたことよりも、その後の戦いに気を抜くなとの意味だと思いますが、実はこの日に『死に繋がる出来事』があったことを数ヶ月後に知りました。

何で電話に出れなかったのかと悔やんでいます。
会社の経営が思うようにいかず、何をやっても鳴かず飛ばす。そんな一月の某日。携帯の留守電を聞いたのは深夜でした。

忙しいのを理由に病院へも行かず、親不孝な孫だと後悔しています。

父親が亡くなった2002年12月もそんな感じ。
前日まで横浜の実家にいたのに、当日早朝、小銭を稼ぎにお得意先へ。
高設定台打ち権をもらってパチスロを打っていたところで危篤の一報を受けました。
1000円で5箱。こんなラッキーな日を疑わずにノンキに打っていたなんて最悪です。
到着した時は冷たくなっていました。誰よりもイケメンで、誰よりも家族を思う現役ヤンキーが大人しく寝てる姿は、イジメにあった悔しさを遥かに上回るものだったのを今でも覚えています。


親不孝な小生が今できるとことはただひとつ。裕福だったあの頃に戻るんじゃなく、今できること、与えられた環境でやり抜くことだと誓いたいと思います。

一部上場企業で運良く登りつめた祖父、その地位に反発し自らの意地を貫いた父。

どちらもかけがえのない男、小生の目指す漢です。

運でも意地でも、結果が出せる男にならねば。

こんな気持ちで徹夜中。
負けてたまるか!