残り5日程度の中国滞在

長かった中国滞在も三分の二を経過しました。帰国の日は早朝出発ということで、滞在は実質5日程度しか残っていません。中国という国はわりと小生に合っていて、空気が汚い(in 広州)、言葉が不自由という以外は特に不満はありません。それと比較して母国日本は暮らし難いと感じています。だからといって移民しようというわけではないですが、自分用のメモとして、不満点を箇条書きしておこうかと思います。

日本での不満点

  • 集団行動の厳守(長いものに巻かれる)

実はこの一点だけだったりするわけですが、個性を潰すような習慣はちょっとばかり遠慮していただきたいものです。
こういうことを書いていたら、少し前のことになりますが、尊敬していた方から信じられない発言があったことを思い出しました。
SNS で、そのフォーマットの色合いが目に優しくないので批判したら、主催者では無い方から「〜さんという方が作ってるから、直接意見を言ったらどう?」とか言われてしまいまして、唖然としました。通常なら、クリエイターに文句を言うべきではなく、それを採用した主催者へ文句を言うべきだと小生は考えています。なぜならば、その創造は自由で、他から文句を言われる筋合いではないからです。
その色遣いから吐き気や目眩を引き起こす必要があることも考えられますし、裁判所から改善命令が出たこともあります。危険だと感じたことに関して、それに待ったをかける発言をするというのは発言の自由の枠を越えたものだと思います。色合いに関して、選択の自由があるのならば仕方がないですが、主催者はそういったことを配慮するべきで、過保護なまでに批判者を潰す発言をすべきではないでしょう。もっとも問題なのは、それが主催者の関係者だということです。

この発言は集団行動の厳守か、身内に過保護かのどちらかだと小生は思っています。というようなことは日本では日常茶飯事で、批判=敵という見方をされるということも多々あります。小生は批判が好きというわけではなくて、常に奇麗ごとには裏があると思っているということと、身内的発言を賞賛するアホをどうにかして欲しいということで戦ってしまうという感じです。

同志ばかりを集めたいのならば、そこにセキュリティをかければいいわけで、セキュリティが無いのならば、同志で無い方も入ってくるわけです。否定的な発言を=敵と見なす考え方は、独裁国家を形成する方々と全く同じで、個人へ尊厳や言論の自由を著しく阻害しているわけで、法律的にも問題があります。

そういう方が周りにいるのは致し方ないですが、意見が合わないから攻撃するという卑劣な人間は許しがたいですね。実害がなければ気にしないのですが。社会的に必要悪なのかなぁ。もしかしたら。(小生がでは無いですよ)

こういう面倒なことを考えると帰国が嫌になってしまいます。否定的発言をしたからと言って悪意は無いわけで、どうしてそれを理解出来ないのかが疑問です。ますます帰るのが嫌になってきた。でも仕事しなくちゃ食っていけないし、頼ってくれる奇特な方もいるわけで、会社を捨てる勇気もなく帰国日をカウントダウンしています。

中国のスタイルって楽しいよなぁ。身内に中国人がいるから恩恵があるのは間違いないのですが。