最新版GDesk はPlugin も進化していた

ここ数ヶ月の間に、怒涛のバージョンアップをしてきたGDesk 。一部(主に海外?)のUIQ3 ユーザの間では大人気のメインメニュー置き換えアプリで(もしかしたら外人ウケが良いだけか?)今更言うのも何ですが、GDesk の肝はズバリPlugin だったりします。GDesk とはメインメニューの置き換えをするためのコアシステムで、ほとんどの機能はPlugin を追加する事で成り立っています。


リンク:GDesk 公式ホームページ

現在のバージョンでは以下のようなカスタマイズが可能です。また、同じテーマで、数種類のキャプチャがあるのは、『Page』という管理方法で複数のMain 画面を作成出来るためです。複数のMain 画面と表現したのは、気分やTPO によって、デフォルトのMain 画面を切り替える事が出来るためで、これが非常に便利。どの画面を選んでいても、好きなアプリを一発起動出来る共通ショートカット機能も組み合わせれば、どんなに多くのPage を管理していても、まったくもって不便がありません。10キーを始め、矢印や通常のQWERTY キー、その他のハードキーにも割り当てが可能なので、かなりのアプリを一発起動出来ます。

逆に、特定のPage 用ショートカットもあるので、非常に便利です。



GDesk 最新版であるv0.24 を元に、標準で付いてくる各Plugin の主な機能をざっと書いてみたいと思います。

GDesk Clock(時計表示プラグイン

  • アナログ時計(時計のデザインは選べない様子)
    • 表示サイズは3段階
    • 秒針表示も可能
    • 時差も設定可能
  • デジタル時計
    • 表示サイズは10段階+1自動調整
    • 秒針表示も可能
    • 時差も設定可能
  • 日時表示
    • 西暦+月+日(固定みたい)
    • 表示サイズは10段階+1自動調整

GDesk Agn View(PIM 情報表示プラグイン

小生のお気に入り機能は文字表示サイズ。最小のSmall を選択すると、8 point 程度で表示されるところ。GDesk は(タスクバーは消えないけど)フル画面で使えるので、もっとPIM 表示対象期間の設定機能を強化してくれれば、後述のGDesk Shortcuts と組み合わせる事で、PIM アプリが必要無くなるんでは無いかと思う。

  • 文字表示サイズは5段階
  • 横表示幅は3段階
  • 縦表示行数は1〜16行まで
  • 表示出来る項目(日付、PIM の種別、曜日、時間など)は、各表示非表示を選択可能
  • 表示出来るPIM の種別はPIM 8種類(予定、仕事、イベント、リマインダーなど)
  • 表示対象期間は9種類(1日から1年まで)

現時点での欠点は、予定表示のどの予定をクリックしてもCalendar が起動してしまう事。ユーザが選んだ予定へダイレクトに飛びません。確かにViewer なんだけど、GDesk Shortcuts ではダイレクトに予定の新規作成とか出来るんだし、改善して欲しいですね。

GDesk TaskMan(タスクマネージャ)

  • 現在起動しているアプリケーションを表示
    ただし、システムアプリは非表示
  • アプリケーションの終了は未実装(現段階ではタスクビューワですね)

GDesk InfoView(システムの情報表示)

  • RAM 、Battery 、Signal(ケータイの電波のアンテナ数)、Indicators(AC アダプタ接続状態、携帯電話の接続されているネットワーク、通話情報)、Next Alarm(アラーム予約情報)の情報を表示
  • 文字表示サイズは5段階

GDesk Shortcuts(マルチショートカットプラグイン

  • 電話番号、SMS 、MMS 、E-Mail 、New Agenda 、Web ページのショートカットを表示。
  • 各ショートカットは、クリックもしくはEnter またはJOG を押す事で、いきなりアクション(例えば、E-Mail をクリックするとMessaging が起動して、Draft(下書き)フォルダが選択された状態で、メールの新規作成画面になる)。

※Draft に格納されちゃうのは、通信手段を指定していないからかも(接続中のもので送る設定にしてるんで)。

残念なのは、E-Mail 送信の場合、一旦送信予定フォルダ(Outbox)に強制格納される事と、デフォルトのアカウントからしか送れない事(他のアカウントのOutbox へ移動すれば問題無いんだけど、面倒だし)。

  • 各ショートカットには画像を指定可能。
  • New Agenda は標準PIM アプリの各機能を呼び出して、ダイレクトに新規作成が可能。

GDesk Agn View と組み合わせる事で、PIM 情報を見ながら新規作成も出来るので、PIM アプリのように使える。


これだけの機能が無料で提供されているGDesk 。今後に期待したいです。

ここからは画面キャプチャ集