ソニエリの対iPhone 端末G900 、G700 登場

海外での話ですが、Sony Ericsson の対iPhone 端末と言われる新シリーズ G が登場しました。薄型のストレート、普通のケータイスタイルながらタッチスクリーンを搭載し、ユーザインターフェイスにはスマートフォン用であるUIQ3 を採用。手のひら薄型サイズながらBluetooth無線LAN も搭載されています。スペインのバルセロナで開催中のMobile World Congress(旧3GSM)で展示されているようで、リーク画像がちらほら出てきました。
G シリーズの特徴は小型軽量薄型(縦106 x 横49 x 厚み13 mm)ながら、ソフトキーが充実(5キー)している事と、使いたい機能を瞬時に呼び出せる“One- touch media and organiser menu”が採用された事、いわゆる実用的な解像度のデジカメ(300、500万画素の二機種)が搭載されている事。しかもサイバーショットケータイよりも薄型でカラーバリエーションも充実(三色らしい)。
コンセプトは“写真(プリント)画質のデジカメ”、“シンプルな操作”、“使いやすい情報管理”、“モバイルに完全対応”という事で、若者向けの『全部入りケータイ』と言えるもののようです。
また、インターフェイスの作り込みとソフトキーの充実、液晶と液晶の枠に段差が無い(P1i やP990i 、M600i はこの段差のせいで液晶の角を指で押し辛い)事から、指操作でのクイックタッチも違和感がなさそうで期待しています。


↓リークしている情報
Sony Ericsson announce the G700 and G900 UIQ 3 smartphones

抜粋したおおまかなスペックは以下の通りです。

Sony Ericsson G900 phone
* One touch media experience
* 5.0 megapixel camera with touch Auto focus and Multi-shot function
* One- touch media and organiser menu
* Large 2.4" display with single touch control menu
      * Wi-Fi™ for high speed data transfer and internet browsing

Sony Ericsson G700 phone
* One-touch full organiser functions
* Touch controlled Notes application - write and draw your memo's
* Large 2.4" display with unique single touch control menu
* 3,2 megapixel camera
      * Compact size

G シリーズは、W960i に外部メディアを搭載した感じの機種です。既存のSONY ブランド(Cybershot 、Walkman 等)を使うことなく新シリーズを出してきたのは恐らくSONY ブランドの“負”のイメージを払拭するためだと思いますが、派手で世界一(最小最軽量等)好きなSony Ericsson から“見た目が普通のケータイ”であるスマートフォンが出たという事はかなり意味があります。もしかしたら、ケータイユーザを飲み込むつもりかも知れないですね。

さて、G の本当の意味は何だろう。Great ?それともGlobal strategy (世界戦略)のG とかだったりして。QWERTY 搭載機は富裕層向けのP シリーズに任せて、まずは浮遊層のシェアをゲットしようという感じでしょうか。面白くなってきたぞ。