インターフェイス

XPERIA X1 のインターフェイスとアプリランチャー。現在公開されている画像のうちの一枚を見ると、複数のページのプレビュー画面らしきものがあります。小生はこれをタスクマネージャの画面だと思っているんですが、非常に使いやすそうで関心を持っています。Palm OS の素朴なインターフェイスも、SONY CLIE の登場で操作が劇的に変わりました。使っていて楽しいデバイスになったと思います。もしかしたらWindows Mobile でもそういう“楽しさ”を見せてくれると思うんですが(そのあたりでは妥協しない企業ですし)、独自好きなSONY(Sony Ericsson)がハード部分をHTC にODM 発注した背景には、HTC Touch の登場があったのでは無いかと感じました。

SONYSony Ericsson もデザインに関しては妥協しないメーカなのはみなさんご存知かと思いますが、HTC はお世辞にもカッコイイデザインのマシンを作れません。今までの製品を見る限り、少なくともSONY ism には反するデザイン力でしょう。なのに何故ODM 発注したのか。その背景には、Windows Mobileインターフェイス部分のカスタマイズ技術がHTC にはあると思ったからではないかと睨んでいます。それがよくわかるのがHTC Touch のインターフェイスです。

Windows Mobileインターフェイスを大幅にカスタマイズするメーカは非常に少なくて、その中でもHTC Touch の標準画面“TouchFLO”は非常に優秀です。天気、時間、アプリランチャ、予定と、必要十分なインターフェイスを備えています。

数々のODM で培ったカスタマイズ技術がインターフェイスとして表現された事によって、Sony Ericsson の目に留まったんだと思います。SONYSony Ericsson にとって一番屈辱的なのは、OS のインターフェイスに染まる事なのは過去のプロダクトでも明らかなので、こういう部分がキッカケだというのはありえるはずです。

どちらにしても、今年の年末には発売されるでしょうから、小生もいち早くゲットすべく、日々精進したいと思います。