遂にiPhone の障壁が崩れる日がきた!

i-mode の生みの親といわれているドコモの夏野氏が来月末で同社を退社するって記事を日経で見ました。BRAVIA ケータイやCyber-shot ケータイがソニエリロゴで国内販売されるというニュースが出た頃から想定していたんですが、アンチ鎖国な時代の流れには勝てなかったんでしょうね。これを機に、i-mode メールを転送(当然送受信可能な)専用設定に出来るようにして欲しいものです。

 で、夏野氏といえばケータイサイトビジネスを確立させた印象がありますが、一方ではオープンな機能を搭載した「海外端末キラー」だったりもしていました。餌食になっていたのはNOKIAMOTOROLA が代表でしたね。後はSony Ericsson でしょうか。
 先日の「ソニーエリクソンモバイル、ドコモから撤退」騒動で「戦略の見直し」だとソニーエリクソンモバイルが即答した背景には、夏野氏の退社で、Sony Ericsson ブランドの海外端末を発売出来る可能性が出てきたために「見直し」が必要になって密会したんではないかと、結果論から推測してしまいます。それだけ夏野氏の力は大きかったんでしょうね。

 ででで、この夏野氏を退社へ追い込んだのは、iPhone の日本上陸が一番の原因かと思います。同氏はiPhone に否定的でしたからね。現存するスマートフォンの中で、ダントツで面白いiPhone を夏野カラーにしようというのは、ドコモにとって致命的で、どう考えてもそのまま出すべきでしょう。当然、i-mode も使えるように専用アプリケーションを追加する程度にしておいて。

 やっと、iPhone を受け入れる体制が整ってきましたね。後は、発売がいつになるのかが楽しみ。ついでにXPERIA の未発表機種も発売されないかなぁ。