福岡の一泊旅行 “ちんさんに会いたくて…”その壱、太宰府天満宮編


太宰府天満宮 梅が枝餅を食すふたり)Photo by ちん
“ちんさんに会いたい”。この一心で福岡へ飛ぶ事を決めたのは3月初め。発案当初はモバイル系のオフ会へも参加したいと思って4月下旬の訪福を予定していたんですが、おまけで組み込んだオフ会が、遠方から行く僕にとっては魅力のない(主催者のやる気のなさが原因)ものである事が判明してしまって出発日の確定が遅れてしまいました。一時は福岡行きのチャンスを失いかけましたが、ちんさんが僕の予定に合わせてくださったので今回の旅行が実現しました。ちんさん、寛大過ぎます(涙)。

まず先に“ちん”さんって誰? という方もいると思うのでちょっとだけ紹介させていただきます。

ポッドキャスト界のカリスマ 不変の魅力を醸し出すクリエイター

僕はポッドキャスト経験が無いですが、学生時代にちょっとだけ音声番組を作っていた事もあってこの業界には凄く興味がありました。とはいえ、ポッドキャストは基本的に素人が作るもので、残念ながらそのほとんどは聞くに堪えません。ネタ的に。そんな僕にポッドキャストの魅力を教えてくれたのがちんさんの番組“ボンチキャスト”でした。しゃべりと音楽の趣味が僕と合っています。


リンク:ボンチキャスト

同じポッドキャスターであるヒロカズエモーションさんやKG. さんと出会うキッカケになったのもボンチキャストがあったお陰で、僕にとってはリスナーとしての原点を作ってくれた人という位置づけなのがちんさんです。恩人と言っても過言ではない方だと思います。

福岡(天神)へ着いて最初に買ったもの…は!?

福岡空港から地下鉄に乗ってまず最初に行ったのが天神です。



ここでもオタクとしての本能からIC カードを買ってしまいました。福岡市営地下鉄では“はやかけん”というIC カードを発行しています。はやかけんは福岡版Suica です。



リンク:nimoca
対する福岡版Pasmonimoca 。でもはやかけんとは相互利用出来ません(来年出来るようになるみたいです)。ここ福岡ではバスで移動すると安いし速いので、ちょっと不便です。

それにしてもnimoca のデザインは良い感じですね。ロゴの書体も美しく、キャラクタがフェレットと言うのもお洒落感あって、カードデザインはかなり研究されています。ホームページもちゃんと作り込んでます。良い仕事してますね。一方のはやかけんはと言うと…キャラクタはともかく素人じゃないよね、このデザイン?


レンタカーでドライブデート いざ太宰府天満宮へ(男同士)

待ち合わせ場所周辺をブラブラしていたらレトロでカッコイイ駐輪場を発見しました。で、レトロでカッコイイと思ったのは駐輪場自身では無くて“料金回収ボックス”です。100円玉を入れてレバーを下げる(回すかな?)そうです。東京で設置してたらバールで破壊されて盗難事故続出しそうな感じのデザインですが…


無事にちんさんと会えてレンタカーを借りました。今回借りたのはマツダデミオです。


そして太宰府天満宮へGO! です!!



太宰府天満宮の鳥居。この鳥居へと続く参道の入口には太宰府駅、そして参道の両脇にはたくさんのお土産屋さんがあります。



鳥居をくぐってしばらく歩くと、階段状になっている太鼓橋があります。この橋は陸橋じゃなくて下には池、左右はクヌギ(?)に囲まれていて、神聖な場所へ向かっている感が味わえます。天気が良かったせいもあって、覆いかぶさるように伸びている木の枝から射す木漏れ日が素敵過ぎました。あぁー癒された。



橋の左手に見える浮島。色々な種類の樹木が植わっています。この中で左奥に植わっているのは梅でしょうか? ちなみにここ太宰府天満宮は梅で有名だそうです。



ここで質問。この植物はどこに生えているかわかりますか?



実はこんな風に木の枝に生えているんです。凄いですね。寄生してるんでしょうか? 樹木の葉から生えているわけではないので、木漏れ日で光合成しているんでしょうね。僕と同じ剛毛な木です(笑) 親近感わくなぁ(いや、幻想的っていうだろ、ここは)。



本殿への入口(中門?)。手前両脇に石灯籠、その後ろには木製灯籠が配置されています。ここをくぐると拝殿が見えます。




門をくぐってすぐ右手に瓢箪(ひょうたん)を吊るしてました。絵馬みたいなものでしょうか? どれもこれも良い艶をしていて、目を惹かれました。



こちらは狛犬。びっくりしたのはこの目、なんと真っ黒。初めて見るタイプの狛犬です。黒光りしていました。



大正十一年三月に植えられたという皇后梅(きさいのうめ)。植樹されてから約90年経過するというのにさほど大きくならないものなんですね。満開の時期に来たいなぁ。


本殿へは遠回りの山道へ

瓢箪を通り過ぎてしばらくすると右手に石階段をみつけました。あ、みつけたのは散歩の達人“ちん”さんです。で、無謀にもゴールが見えない旅へ出る事に…



しばらく歩くと途中には滝がありました。まだまだ頂上が見えません。



そして森の奥へ…頂上はどこだー!!!



「諦めて降りようか?」という話が出たものの、まだ明るいしもう少しだけ…という気持ちで歩いていたらすぐそこに鳥居が!!



僕たちを待っていたのは小さな拝殿でした。



まずは手をお清めして…



周りをぐるっと見渡して…



悪乗りしちゃいました。二人揃って神様に向かって金をくれだなんて…ちなみに何の打ち合わせもしていません。orz
あとから気づいたのですが、本来絵馬を奉納するのは拝殿ではなく絵馬を奉納する奉納所なんですが、僕たちは最後の最後に気づいて「ま、いいんじゃないすか?」の僕の一言でそのままにして後にしました。orz


次回はその弐、福岡の食編の予定です。海の中道へも行ったので、その写真もちょこっとだけアップします。