Android 2.0 SDKに合わせて公開されたデモ映像は、対iPhoneをかなり意識している様子

来月10日のdocomo新製品発表会でSony EricssonAndroid採用スマートフォンが発表されるかどうかでドキドキしているところです。Sony Ericssonが華麗に復活、しかも本家本元と同じものが!!って事になったら嬉しくて気絶しそうです。その前に来月3日にはSony Ericsson自身がRachaelと呼ばれているAndoroid採用スマートフォン(噂ではXPERIA X10)を発表するらしいですしね、来月はアツイなぁ。あぁ眠れない毎日。

そんな気持ちを抑えるのは難しいんですが、最近はUIの研究なぞをしていましてAndroid 2.0に関心を持っています。Androidと言えばG1と開発用を一台ずつ持っていたんですが、1.6にバージョンアップしてもさほど進化していなくて“こんなのエンドユーザが望んでないぞ!”なんて思っていたんですが、2.0は最近流行りのTouch技術とその対抗馬であるiPhoneを強く意識したものに進化しているようです。

いやぁAndroid1.xの動きとはまるで違うじゃないですか! これはかなり進化してる。AndroidGoogleのOSなんでこの映像もGoogleのサービスを中心に紹介してますが、これだけを見る限りかなり使い勝手は向上しているみたいですね。あとはリテラシーレベルがさほど必要ないアプリを開発者側でどれだけ出せるかってとこでしょうか…SymbianやWindowsMobileのようにある程度のスキルが要求されちゃうようなOSにはなってほしくないものです。所詮マニアのオモチャになっちゃいますからね。iPhoneが急速に普及しているのがその証拠ですし(実際の使い勝手は別として、使ってみたいと思わせるUIやアプリは素晴らしい)。

この映像で特に僕が関心を持ったのは、像度が違う端末の画面を三種類並べてるシーンで、それぞれの画面の操作を同時に行っているところだったりします。iPhoneは比較対象が無いのでしょうがないとして、今までのTouch端末はこのあたりをあまり意識して無かったですよね。だから解像度が変わると使い勝手も変わってた。こういうのってユーザからすると“なんで?”って話になるんで、OS側でやってくれると非常にありがたいです。

Androidが勝つか、iPhoneが勝つか。切磋琢磨してより良いものを作って欲しいです。


P.S.最近のモバイル端末はタッチパネルが主流になっているので、開発用PCのディスプレイもタッチパネルのものを使う方が便利かもとか思う今日この頃。