[PDA]何故にPDA先導者にキツイのか?
というわけで、そんな理由を書いてみます。

第一の理由は、PDAがいったい何に使えるのかを提案出来てない現状を放置してるから。

どうして放置がいけない?って言われちゃうかな。ま、物を買わせるキッカケを作るなら当然提案するべきでしょうという考え。

個人個人に使い方を任せるとか、閉鎖的な情報で満たされてる自分以外は関係無いとか、無責任ですね。あげくのはてには個人だとか自己責任だとか。

先導する側が無償ではなく有償で動いてしまったらなおさら。

使い方はユーザ自身でなんて時代を作ってPDA業界消滅寸前まで追い込んだんだと小生は感じています。
マシンの性能を披露するだけの無思想な書籍がいっぱい出版されても意味無いって気づいて欲しいですね。

もう一つの理由は、上記にも関連しちゃうんですが、メーカの怠慢な売り方を推奨してるということです。

その昔、PDAとしてはほぼ初めて使用したCASSIOPEIA A-51 というマシンがありましたが、アプリケーションCD-ROMが付いていたり、メーカサイトでは修正版や最新アプリケーションを提供していました。この流れが定着するかと思ったんですが、先導者たちは今と同じく提案は無し。となると、一般ユーザや新規ユーザが自分にとってどんなアプリが必要かわからずじまい。


マニアが使うことを前提に作られると、各OSや本体メーカは工夫を怠って、どんどん市場が小さくなったわけです。
で。現在のZERO3 は見ての通りで、パソコンとの連携アプリも無い始末。

揚げ句のはてに追加アプリは買うか苦労して探すか。
高い買い物して、またもや出費。


ここまで話してきたのは、PDA業界が過去のように(現在もですが)傲慢であり続け無いことを希望しているから。当然市場拡大と使い方提案のためです。
以下は希望事項。

OS は軽快な操作と安定性を重視
本体を売るメーカは、モデルケースを提案
アプリケーションやユーティリティを本体メーカが提供

アプリケーション類は有償と無償、ある程度選択できることが望ましいですね。
条件としては一回の購入で目的をある程度満たせること。
たとえば

1.PIM重視モデル
使えるスケジューラなどを標準添付



2.ブログ活用モデル
簡易写真編集、ブログアップデートツール添付



3.物書きモデル
辞書、DBアプリケーション添付



4.絵描きモデル
お絵描きアプリケーション添付

この程度は出来るはず。ダウンロード権で、メーカサイトから予算内なら好きな組み合わせで落とせるとか。

あとは使いたくなるケース。液晶保護シート。

マニアでなくても買ったその日から使える。これが一番欲しいですね。

今のままでは難しいかな。
ソフトウェアコンテストとかの作品をパッケージ化して、新ハードに無償添付とか企画を考えてくれたら前進する予感。
当然体験版とかケチ臭いのは問題。シェアウェアなら、いつまでも必要最低限のことが出来るバージョンを収録。

マニアのおもちゃで終わって欲しくないのと、個人に頼る時代を脱却して欲しいので、これから先は、小生も頑張ってみたいと思う。かなり微力だけど。