中文FEP のお話

ついでなので、中文FEP の説明もしときます。画面右にwo yo wm wn xm と表示されているのは、10キーのキー一個ずつに3文字以上のアルファベットが割り振られているためです。この場合、小生は10キーの9と6を一回ずつ押しました。
日本語だと10キーの1を押すたびに『あ』『い』『う』『え』『お』と表示が変化しますが、ピンイン入力する中文FEP の場合は何回も同じキーを押す必要がありません。たとえば、英語FEP の場合、10キーの2を三回押さないとC(同じ押すたびにA,B,C と変化)は入力出来ません。この点、中文FEP はキーを連打する回数が格段に減ります。同じキーを連打する必要がほとんどありません。秀逸です。日本語FEP に応用出来たらなんだかスゴイことになりそう。

実は標準で搭載されている中文FEPピンインだけではない

P990i にはもうひとつの中文FEP 『五筆』という入力方法がついていますが、これは『偏』や『旁』などを分解して打ち込んでいく入力方法です。三回くらいキーを押すと目的の漢字が出せちゃうんで慣れればチャットもストレス無く出来ます。複雑な漢字ほどピンポイントで検索出来るのでかなり便利なのですが、漢字のカタチをちゃんと知らないと打ち込めない、P990c じゃないと10キーに印字が無い(入力は可能)という弱点があります。日本のケータイを使っていて10キーにあ、か、さ、た、な…の印刷が無くても入力出来る方は大勢いるかと思うんで、中国人で、他のケータイを使っていた時に五筆入力をしていたなら大丈夫なのかもしれないですね。
でも、読めるけど書けない漢字って結構あるんだよなぁ…それと、五筆は入力する漢字が簡体字じゃないと駄目。日本語は繁体字(台湾とか香港)に近いものが多いので、簡略化された偏や旁を覚えるまでは若干大変かもですね。小生は慣れましたが、時々忘れてしまいます。うー、単なる馬鹿なのかも。


と言う感じです。日本国内で普通に生活していると中国語なんてぜんぜん必要ないんですが、端末を買ったら付いてきたと思うとなんだか使ってみないと損かもしれないって思っちゃいます。知り合いの中国人たちが日本語も読める(話せる)ってことで甘えていたわけですが、日本語FEP にはない便利機能が付いていることを知った今は『精進せねば』という思いが出てきました。P990i 香港版よ、お前は偉い!