マスコミでは中国バッシングが流行ってるんだけど、やや不快感あり

というのも、偽者キャラクターの遊園地の情報がマスコミに洩れてから、マスコミのみなさんが中国や韓国の国際的にバッシングを受けそうなネタばかり探して放送しているのがちょっと不快だったりしてます。いや、中国や韓国の肩を持とうなんてことではないんですけどね。日本だってオリンピック前後では道端でタンやツバを吐いてたわけだし、オマケに著作権関係には無頓着だったわけです。で、身近なところではキューピーの偽者とかその他キャラクタだって、アメリカをはじめとした諸外国のキャラクタをパクったものがかなりあって、玩具の博物館や昔のアニメキャラを見ればわかるんですがクリソツなものも結構あります。
で、昔の記憶を辿ってみると小生の時代(オイルショック後)にもその手の版権違反は結構ありました。玩具屋ではガンダムの偽者が普通に売ってましたし、ビックリマンなんて『ロッチ』とか裏面に印刷してるだけで表はまんま本物をコピー印刷。偽キティのステッカーやぬいぐるみもかなり見かけました。中国の『サファリパーク(肉食獣に生きた餌を支給)』だって、日本には見世物小屋という文化もあったわけで、こういう報道をして愛国心を育てようとするマスコミってほんと醜いですね。人間を虐待して金を稼いでた文化を持っている国が、ただ単に生きた餌をあげてるだけの国を批判出来るなんて、情けないです。マジで。目には目を…という考え方を変えないと、きっと日本は取り残されちゃいます。そろそろ日本固有の文化を育てるようなマスコミになってくれないかなぁ。テレビの影響力って強いんだから。変なことに使わないで欲しい。大好きな小宮悦子さんがこの手のニュースを読み上げると心が痛いです。もうジャーナリストじゃないのかな。