GIANT GLiDE R3 の使用感

GIANT GLiDE R3 が昨晩到着しました。第一印象は『カッコイイ』、初乗り後は『値段の割りに使える』と言う感じです。

抜群の安定性

同社のESCAPE R3 と比較して低速走行時の安定性は抜群で、タイヤが太い利点が出ています。

スピード感はイマイチ

フロントサスの重量問題か、緩い坂道であってもスピードのノリがイマイチで、爽快感があまり無いです。逆に言えば安定性重視なんだと思いますが、やや気に入らないところです。それに加え平地での一時停止からの再発進もやや弱いです。当たり前ながらフロントサスが若干沈むので、これが影響してるんでしょうね。その代わり縁石を始め、段差には強いです。が、頻繁に止まる街乗りならフロントサスはいらないかも。軽量素材のフロントサスに交換したら使用感が変わるかも知れないですが、とりあえずノーマル状態だと慣れが必要です。

フレーム剛性

クロモリと比べて、カーブでのフレーム剛性はやや弱いような感じです。フロントサスの重量も影響してか、ドリフトすると軽くしなります。好みとしてはクロモリが良いかも。GPZ900 Ninja とZZ-R1100 くらい違いがありますね。とは言え、室内に入れるとか、輸送する事を考えてしまうと、30代にフルクロモリは厳しいんですけどね。

総評

定価57,500円という低価格を考えると、かなり高性能です。ようやくクロスバイクが認知されてきて、各社から多数出ていますが、そんな中でもGIANT 製品のコストパフォーマンスは良い感じで、他社の同価格帯製品と比較して、1ランク上の性能を有しています。車両整備費込みで、半額以下で買えたとなると、良い買い物だったと思います。