大容量メモリースティック使用時のデメリット回避方法

今更な機種であるPEG-UX50 の入手を決定的にしたのは、小型軽量かつ辞書類を大量にインストールするための大容量メモリースティック(4GB 以上)を認識させられるから(他の機種でも出来ますが)。Memory Stick PRO DUO 16GB まで認識してくれちゃったスゴイCLIE ですが、PEG-UX50 に大容量メモリースティックを認識させるためのパッチをインストールすると、標準アプリケーションのうち、マルチメディア系のものとのメモリースティックの相性がかなり悪くなります。小生の場合、音楽や映像はNW-A918 で利用するので特に影響が無かったんですが、PEG-NX80V を使っている時を思い出して、その時に頻繁に利用したVOICE RECORDER がPEG-UX50 で使えない(録音出来ない)事に気付きました。でもCLIE CAMERA は普通に使えてます(リアルタイムなやつがダメなのか?)。

よくよく考えると、アナログで打ち合わせをしている時にはかなり便利だったし、P990i でモバイルしなくなったので録音機器が無くなっていました(気付くの遅い!)。で、無ければ無いで良いんですが、あれば必ず使うアプリなので、何とかして使いたいなぁと設定を調べてみたら……一覧/録音先のデフォルトがMS になっていまして、これをダメもとで変更してみました。変更先は画像の通り内蔵メディアです。設定を変更したら、あっさり使えました。

どうやら内蔵メディアのフォーマットはFAT16(と勝手に推測)のようで、従来のメモリースティック(2GB まで)と同じフォーマットだったようです。ところが、大容量メモリースティックを認識させるためのパッチを導入したPEG-UX50 で使っているメモリースティックのフォーマットはFAT32 でして、どうやらこのあたりが問題だったようです。アプリケーションでリアルタイムに管理出来るのはFAT16 だけみたいですね。

という事で、さっそくREC ボタンにVOICE RECORDER を割り当てて、内蔵メモリにガンガン録音しております(録音内容はどーしょもないものばっか)。PC に移すにはメモリースティックにコピーするプロセスが必要になってしまってちょっと面倒ですが、まぁ、このあたりはしょうが無いでしょう。音質もわりとキレイだし、ポッドキャストにも使えそうな感じもしないでもなかったりして。

これは予断ですが、VOICE RECORDER で録音したファイルの拡張子はWAV です。容量は大きいですが、編集はしやすいので、ノイズを消したりするのも結構簡単に出来るかも(マイクの性能がアレなんで、素人編集レベルでならかなりイケる程度かもしれないけど)。