PEG-UX50 からXPERIA X1 への移行準備 其之壱日本語化、辞書編

XPERIA X1 の発売予定日とされるのは今から約二ヶ月後(九月予定らしい)。そろそろWindowsMobile ユーザへ本格復帰する準備をしています。その一環として色々と調べたもの&知識をまとめておこうかと思います。多言語処理用プログラミングをしたり、ハッキング(大したものはしてないですが)したりとWindowsMobile をコアに使っていたのはGENIO e550GS が最後なので(W-ZERO3 からは単なるエンドユーザ)、XPERIA X1 の発売を機に、このあたりも復帰したいところですね(それよりも病気でキーボードが叩けなくなっちゃってるのをどうにかしたいなぁ)。

まー、XPERIA X1 の仕様も変更になる可能性もあるんで、今から対策とっても意味無いかもしれないですけどね…(と、少しだけ下向き)

このエントリは、普段からWindowsMobile を使ってる方々には不要だと思いますが、NokiaSony EricssonSymbian Smartphone やPalm OS を使っていて不便だと感じている方や、Palm OS ではメジャーなデータベースソフトJFile 用のデータをWindowsMobile で使いたい方がいらっしゃったら少しは参考になるかと思います。小生が知っている限りだと、JFile 4.x 形式しかWindowsMobile 用に変換出来ませんが、それでも数多くの使えるデータベースが公開されています。興味のある方は試してみてください。ちなみに、JFile4.x 形式のデータベースファイルを変換してしまえば、もび汁を使ってUIQ3 でも活用出来ちゃいます(P990i で使ってます)。

日本語化

WindowsMobile 6 で最も厄介なのが“まともに使える日本語”化なはずですが、最近は日中語化アプリであるCE-Star が劇的進化していて、一発起動でで解決してしまいます。日本語も中国語も韓国語表示も使いたいので、フォントはメイリオかCyber CJK に置き換える予定ですが、とりあえずは標準フォントを使ってみる予定です。


ちなみに、CE-Star は海外のシェアウェアですが、日本でも買えちゃいます。

あとは、メニュー類の日本語化をすれば、WindowsMobile 日本語版と遜色がなくなりますね。XPERIA X1 を入手する前にリアル日本語化MUI とかも準備したいところ(他力本願)。

辞書

小生がPDA を最も酷使しているのは辞書(辞典やデータベース含む)です。一日に数え切れないほど辞書を引いているので、もはや辞書の無い生活は考えられません。特に今年になってウィキペディア(日本語版、英語版)をオフライン辞書として使えるようになったのが嬉しくて、暇をみつけては読み込んでいます。



XPERIA X1 で使う予定の辞書リーダは以下になります。

EBPocket はウィキペディアや販売元が岩波書店広辞苑第六版DVD 版を読むために使用します。PDIC for Windows CE Unicode 対応版は、通常の日本語辞書はもちろん、日中辞書を使いたい方にはオススメです。少々手間はかかりますが、Palm ユーザにはメジャーなデータベースであるJFile4.x のデータベースファイルもPDIC 形式に変換してしまえば利用可能です。

  • JFile4.x 形式からPDIC 形式へコンバートする手順
    • まず、P2Convを使ってpdb 形式ファイルをCSV 形式にします(ドラッグ&ドロップで超簡単)。
    • 次に、出来上がったCSV ファイルをPDIC for Win32のtools から辞書の変換を選んで、PDIC 形式へ変換します。

小生はPDIC Windows CE Unicode 対応版を使うので、もしかしたらPDIC Win32 Unicode 対応版を使ってデータ変換するのが良いのかも知れません。ちなみにUnicode 対応版はここにあります。基本的にどんな言語でも通るそうなんで、色々試してみたいですね(って、中国語もろくに理解して無いですが)。

ちなみにEBPocket はWindows 版のEBWin もあります。小生の場合、Windows を使ってる時は主にDDWin を使ってますが、EBWin の方がちゃんと読み込めるもの(ウィキペディア日本語版なんかがそうなんですが)もあるので、使い分けています。小生のデータコンバートがおかしいのかな?

あと、ウィキペディアは無圧縮で約1.5GB(2008/6/20現在)、広辞苑第六版は約1.2GB と巨大なので、XPERIA X1 を使う時は8GB くらいのMicroSDHC を使いたいですね。圧縮してしまえば半分くらいの容量になるようですが、出来ればフルに使いたいです(ぜーたく)。


次はケータイ化でもやってみましょうか。やっぱWindowsMobile をケータイとして使うには避けては通れないですからね。出来るだけUIQ3 に近づけるアプリを探してみます。