人はナゼ踊るのか。

Ronde-ron「自分探しのKG.的人生論。」を久しぶりに聞いた。このサイトを主宰しているKG. さんのベシャリは非常に良い。特に心が病んでいる時に聞くと小さな事を気にしなくなって、やるべき事を自然と考えてしまえるのが不思議。お会いをした方は皆お分かりだと思いますが、このKG. さん、只者では無いです、実物も。変な人と言えば変な人、常識人と言えば常識人、繊細でいて勢いもある、そんなカッコイイオジサン。
見かけもイケてるんですけどね、あんまり誉めるとホ〇だと思われるのでここら変で止めておこう(たまに「石川さんてホ〇とかゲ〇ですか?」とか見かけで言われるし)。

以前は配信されるとその日のうちに聞いていたんですが、とある飲み会の誘いをしたところ、お返事をいただいてそれっきりになってしまっていて「ヤバイ、嫌われたかも」と被害妄想が出てしまって、ポッドキャストも聞いていない感じでした。飲み会のネタがあんまり常識的では無かったので、こちらに負い目もあったのがあるんですけどね、結局は。

とは言っても、更新されている番組の内容が気になって気になって仕方が無くて、溜まってるものを纏めて聞いてしまいました。

で、聞いた感想は「やはり、良い」。その一言に尽きます。お会いすると、とてもエロイ(いや偉いですな)人には見えないんですが、番組を聞いてみたり、映像を見させてもらったりすると、実にエロイ人だって事が良くわかります。素人の僕でも。

数々の荒波を、壁を越えて来たんでしょう、たぶん。それだから気さくなのかな、KG. さん。

このエントリーのタイトル『人はナゼ踊るのか。』というのは、KG. さんの番組を見る直前まで思っていたバレエの印象なんですが、聞いた、見た後は、そんな事はどーでも良い事なんだなぁって感じです。実は、男がバレエをやるなんてカッコ悪いなぁって僕は思っていて、その根拠はモッコリと化粧に尽きるんですが、大の男が人前でモッコリして、さらに化粧をしてまで何で踊る必要があるんだって疑問でいるわけです。

『化粧はともかく、モッコリは恥ずかしいだろ、普通。』

でも、そんな事は大きなお世話。西洋鎧バトルをやってる方や野球のキャッチャーだってモッコリしてるし、だから何だって事は全然無いし。

ようは僕自身の問題で、僕が自分の尺度でしか物を測れていない情けない大人になっているんじゃないかってハナシだった。同じ理由で、競泳パンツもカッコ悪いって思ってるんだけどね、こちらも大きなお世話。

目的はモッコリじゃなくて、いかに美しく、表現力豊かに観客の印象に残るかなんですね、人前で踊るというのは。それを想像したり、映像で見たり、評価をいただいたりするのが楽しい。そういう事なんだと思います。僕の本業である平面的なクリエイティブとも共通する部分は大いにありそうです。

たぶんこのトラウマは、幼稚園の遊技会の時にやったアリババの役の衣装でモッコリしたからなんだろうな……小学校に上がってから、バレエの発表会で見た女の友だちの厚化粧もトラウマになっているような。AD の撮影の時は、モデルさんはガチで化粧してても気にならないのにね。何でだろう。

まー、人はナゼ踊るのかとかそんな事はどーでも良いので、『踊ったら楽しいよね』くらいの気持ちで今日も一日やってみようと思います。これだけ言っておきながら、間違いなく僕は踊るの好きだから(実はやりたいけどやれてないタイプ)。