昨日の夕方の件

昨日の夕方の事ですが、現場がぬかるんでしまって大事な仕事が飛んでしまったのでほぼ一日事務所に篭っていました。犠牲者が出ると不味いので詳細は書かないですが、ある物を調べていて突然ヤバイ心境になってしまいました。怨念か、それとも体調不良が精神に影響したのかわかりませんが、気が付くとワイシャツを手に、怪しい作業をしていました。あるものにセッティングした直後、伯母から電話。なぜか普通に会話をしたんですが、その時にキャッチで090番号が入ってきました。すぐにキャッチに切り替えた途端ヤバイ精神状態に戻っていて、受話器の向こうの相手が何やら僕の行動を止めようとしているのが上の空風に聞こえてきました。失礼な事に、僕も会話をしているのに、どんな内容を会話しているのか、よくわかってなかったんです。僕も喋っているのにですよ。自然に口から声が出ていた感じです。だから、名前を名乗っていただいているにも関わらず、どなたから電話をもらったのかは、着信番号しか残っていません。電話帳に登録していなかった番号なのか、それとも登録し忘れか、またはモバイラーの方で、通話用の番号からかけていただいたのかわかりませんが、とにかく相手の名前もわからなければ、会話もよくわかってなかったんです。

……が、終話する瞬間に『外に出た方が良い!』『変な事を書いちゃだめ』って相手の2ワードがアタマにキューンときて、ケータイを置いた時に自分がやってしまった事に気づきました。部屋を見渡してかなりぞっとしましたが、僕ほどの偏屈な人間が、どうしてこんな事になってしまったのか、不思議でなりません。

お払いでもしてもらった方が良いかも(マジで)。

ご迷惑をおかけしてしまった方々、本当にごめんなさい。
そして、ありがとうございます。

Pさん、Jさん、そして電話をくれた方。
あなた方がいなかったら、今の僕は無いです。
自分の書き込みを見て、返事を見て、状況がわかりました。

もし、ネットで繋がっていなかったら、
よくわからないまま深い眠りについていたのは確実でした。

世の中には不可解な事がいっぱいありますが、
自分の心ほどよくわからないものは無いのかも知れませんが、
人恋しくて落ちている時に人との交流を絶つのは危険なんだと
実感しました。

今日は、昨日電話をくれた方にお礼の電話をしようかと思っています。



P.S.伯母に言われた事ですが「あんたは金銭的には苦労したかも知れないけど、人生の修羅場は私の方がくぐってきてる」というのを断言されてしまって、少々戸惑っています。家でも学校でも肉体的、精神的に虐待されていた義務教育時代、悪の学生会と戦っていた時代、72時間耐久レースを月に何回もこなしていたサラリーマン時代、そして、父親が死んでから立ち直るまでの二年間。これほど耐え続けてもまだ足りないのかと思うと、やりきれない感じです。少し気が抜けるようになったのはここ数年。
確かにお金に困っていない人生とは言えないですが、そんな事よりも、他の事で戦っている方が断然勝っています。

家族ながら僕はこういう発言が嫌いです。人の人生なんてそう断言出来るものではないし、ましてや心理的なものはわかるはずが無いからです。

毎日24時間暴力や暴言を恐れ、青痣、切り傷は当たり前、殺人予告のファックスがガンガンきちゃったり、愛車(バイク)のタイヤやシートを滅多刺しされた挙句「次はやるぞ、コラ!」とか貼り紙されたり、クビを恐れて働きまくってたサラリーマン時代は血尿、血便、眠くて左手人差し指先っぽ切断、父親の決断に納得出来ず、それを指示してしまった自らをも信用できなくなってしまって自分を追い込んでいた日々。火葬後の食事の席で、親戚のありえない発言を誰も否定しない家族への不信感。一応、一般人が体験するような事は一通り体験しているはず。唯一体験していないのは、自殺でしょうか。

僕だって頑張っているんだ。
学歴も教養もあるとは言えないけど、僕は常に戦ってる。
それは唯一自信を持って言える。

こんな発言をされてしまうと、僕は凄く悲しい。
結果を出すまでは、家族でさえこういうものなのかも知れないですけどね。

こう考えると、会話が成立するのは弟だけだな。
僕も一番大事な家族だと思っているし、彼も僕を大事にしてくれてる。

ひとりでも味方がいるかと思えば、僕は幸せなのかもね。

虐待されてもしぶとく生きてて良かった。