XPERIA X2 が発表されて…色々とわかった事

英国Sony Ericsson が先日発表したWM6.5 搭載のスマートフォンXPERIA X2 。すでにこのニュースはスペックを中心に色々なところでエントリーされているので、あまり書かれていない事(ライター陣が関心を持ってないところなど)をエントリーしてみようかと思います。

iPhone のように段差の無い液晶面になった

今回のXPERIA X2 は、いわゆるiPhone のようにTouch(指での操作)を前提で作られたような液晶面が採用されました。液晶とボディ前面とがフラット(平ら)になっています。前モデルのXPERIA X1 は液晶とボディ前面に段差があって、角や端をタップするのが難しかったので嬉しいです。液晶は感圧式かな? それとも静電容量式かな? 主流が静電容量式(iPhone もこれっすね)になりつつあるので、もしかしたらこれかな?
  
側面のデザイン、少しだけウエーブしててカッコイイ!!

Bluetooth 腕時計MBW-150 に対応した!

これはかなり嬉しい。英国Sony EricssonBluetooth ケータイ&スマートフォンに対応していたBluetooth 腕時計MBW-150 ですが、なぜか前モデルのXPERIA X1 には非対応でした。そのため有志が作った接続アプリを入れないとMBW-150 を使えなかったんですが、XPERIA X2 では標準で対応しています。余計なアプリを常駐させて置くとバッテリーライフにもかなりヒビくので、この対応は非常に助かります。

まぁこれは憶測ですが、MBW-150 が使えるのであれば、その前モデルであるMBW-100 や女性向けモデルであるMBW-200 も対応していると思います。根拠としては、英国Sony Ericsson の最近のスマートフォンで試したところ、XPERIA X1 以外は全モデルで対応しているという事実があるからです。早く試してみたいです。


ちなみにXPERIA X1 とMBW-200 を接続した動画は過去にYoutube へアップした事があります。

この状態では、たったの一日半しかバッテリが持ちませんので充電器は必須アイテムになります。一見バッテリが切れたように思えても、Bluetooth 接続が出来なくなるだけで何日かは動いてるんですけどね、それはあんまり意味ないし。

外装デザインも進化した

ネット上では無難なデザインだと言ってる方が多いですが、実はかなり進化しています。特に前面のフラット感と、背面のカーブは秀逸です。前面は最近のスライド式ケータイに近いデザイン、背面はSony Ericsson らしい近未来的なデザインへと進化しています。hTc でODM されたXPERIA X1 と比較してゴツゴツ感が消えた事と、デザイン的なまとまりがある、デザインの統一感が台無しになっちゃうようなパーツが無いなど(XPERIA X1 のオプティカルカーソルはかなりダサイし、背面のカメラのデザインなんて安っぽ過ぎた)、Sony Ericsson の“まずはデザインから”ぽい姿勢が出ているように感じます。特にシルバーの見た目は高級感があって良い感じですね。素直に美しい。パソコンのようなキーボードも気になりますが、僕は主に閉じたまま使うので、常時使うのであれば閉じた時の美しいフォルムがかなり大事だったりします。


先日はAndroid OS 搭載のスマートフォンdocomo へカムバックするような報道があったばかりですが、docomo さん、XPERIA X2 も出してくれないですかね。hTc のスマートフォンはあまりにもダサいですし、東芝はキーボード付きを出さなそうですし、デザインと機能のSony Ericssonスマートフォンを期待しちゃいます。日本のSony Ericsson の端末と比較して、英国Sony Ericsson の端末はかなり出来が良いですからね。周辺機器も充実してますし。

逆にちょっとだけ困るのがビデオコールに非対応なところ【追記】

XPERIA X2 はビデオコールに非対応です。あんまり需要が無いのは知ってるんだけど、よくこの機能を使ってる人は困るんじゃないかな? ビデオコールって別に顔を見て話すだけじゃなくて、その状況をライブ配信しながら通話出来るって使い方も出来るんだよね。iPhone にも無いんだけど、ちょっと残念だな。僕はたまに使ってたんで。