Xperia(SO-01B)でOpenWnnフリック対応版が使いやすく進化した。

日本語入力アプリ(IME)はXperia(SO-01B)に標準で搭載されているスタンダードキーボード、POBox Touch、Androidキーボードをはじめ、Androidマーケットから追加出来るSimeji、OpenWnnフリック対応版等がありますが、僕は最近、OpenWnnフリック対応版を使っています。
そのOpenWnnフリック対応版が、5/6付けで大幅にバージョンアップしました。

OpenWnnフリック対応版(5/6付け)

・辞書強化
・トグル時UNDO
QWERTY時カーソル
・フリーズ対策

1番目の辞書強化は変換ボタンをクリックした際の変換候補が強化された感じです。PoBox Touchと比較して名詞変換に弱いOpenWnnフリック対応版ですが、やや改善されたようで、以前よりも単漢字変換をしなくても良くなりました。

2番目のトグル時UNDOというのは、文字が未確定の場合、1文字戻る事が可能との事だと思いますが、僕のこのエントリーの画面キャプチャからすると以前からボタン自体はありますね。

3番目のはQWERTYキーボード使用時に左右のカーソルボタンが追加されたと言う事です。スペースキーが小さくなって、その分左右のカーソルボタンが配置されています。今まではトラックボールオプティカルカーソルを搭載した端末ばかりだったからだと思いますが、Xperia(SO-01B)には物理カーソルが無いので不便でした。今回の改善で文字の選択(コピー)が容易になりました。

4番目のやつは入力欄が無いのにOpenWnnフリック対応版の入力パネルが消えなかったり、入力途中で落ちたりするバグを修正したものだと思います。今日1日使った感じでは確かに落ちて無いです。かなりハードに打ち込んでますが、今のところXperia(SO-01B)での安定度は抜群のようです。


OpenWnnフリック対応版の進化

さて、先述のバージョンアップ内容は作者自身が更新内容を公開しているものですが、実は使い勝手という面で進化しています。
下の画像を見てください。

10キー入力パネル

 
 

上記の画像は全て10キー入力パネルになります。以前は数字パネルだけがQWERTYモドキの表示で、10キー入力パネルに切り替えるには数字パネルに切り替えた上で文字ボタンを長押しする必要がありました。今回のバージョンアップで、数字パネルに切り替えたらすぐに10キー入力が出来るようになりました。当たり前の機能なんですが、当たり前の事をやってくれる方は意外といないので、かなり嬉しいバージョンアップでした。かな入力で10キー入力パネルを選択すると、全てのパネルが10キー入力パネルになります。


ちなみにQWERTY入力パネルも強化されています。

QWERTY入力パネル

 
 

Simejiのウリのひとつであるマッシュルーム機能はマッシュドアーというアプリでほぼ代用出来るので、OpenWnnフリック対応版を使っていても、便利な機能はそのまま使えます。OpenWnnフリック対応版は、同じOpenWnn系エンジンを採用しているSimejiと異なりUIに統一感があって入力に戸惑う事が少ないのもオススメ箇所です。



OpenWnnフリック対応版はいわゆる普通のケータイの10キー入力+フリック入力という設定も可能で、僕はこの両対応の設定を使っています。日本語はフリック入力が完璧なんですが、アルファベットはやや苦手でしてたまにタイプミスをしてしまいます。ケータイのように入力出来るのは非常にありがたいです。併用すると指にも脳にも負担が少なくて良い感じです。ちなみに人気のあるSimejiはケータイ入力かフリック入力かのどちらか一方しか選べません。